言葉の壁がなくなる?!新しい言葉の世界
Sponsored by 総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構
多言語音声翻訳コンテストが開催!
今、音声翻訳ができるものが色々あるのを知っていますか?
そして、そんな音声翻訳の未来を考える「多言語音声翻訳コンテスト」が、総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)主催で開催されます!
東京オリンピックも着々と近づいており、様々な国の方が日本を訪れます。
海外の方と話すと、やっぱり言葉の壁を感じることがありますが…
そのような言葉の壁がなくなる世界って素敵ですよね。
そんな未来を想像して、コンテストに応募してみませんか??
音声翻訳を取り入れ、海外の方に日本の文化を伝えている中津川を取材!
多くの海外観光客でにぎわう昔ながらの風情漂う岐阜県中津川「馬籠宿」。
今回は、音声翻訳コンテストのアイデアのヒントを得るために、外国人への多言語対応をしている地歌舞伎の取材へ行ってきました。
中津川市の中山道にある馬籠宿には多くの外国人観光客が訪れるそうで、市の観光課は、外国人観光客により楽しんでいただこうと、地元の人たちによって「地歌舞伎」を公演しています。
会場に入ると、アプリがインストールされたスマートフォンが渡されます。
このアプリで、地歌舞伎の歴史や見どころ、楽しみ方を、その場のシーンや説明内容に応じて多言語で表示してくれるのです。
演技中に役者に声をかける「大向う」や「おひねり」といった歌舞伎における日本文化を、外国人の方々にも理解して貰い、参加してもらえるよう、英語での説明や配布したアプリを用いながら伝えていました。なかなか外国人にはなじみのない言葉もしっかり伝わるので、より楽しみ方が広がります。
鑑賞中、アプリを用いれば、手元にある翻訳文を自分のタイミングで参照しながら楽しむことができます。
会場のお客様は、これらのおもてなしを活用しながら、地歌舞伎をとても楽しんでいる様子でした。
今回、中津川市商工観光部観光課の高橋未来さんにインタビューをさせて頂きました。
今回の実証実験を取り組むきっかけとしては、地歌舞伎などの伝統文化は外国人に伝えにくいものが多い中で、多言語翻訳を活用して、このような説明が難しい文化にも興味を持って貰いたいと思ったことから始めたそうです。
また、中津川名物の栗きんとんを、外国の方にどんなお菓子なのか説明するのがとても難しいという現場ならではの声もうかがうことができました。
音声翻訳の研究者の方に取材!
実は、日本では30年前から音声翻訳の研究は行われており、近年にかけては海外からの旅行客の増加とともに、研究の幅は広がっているそうです。
特に旅行や、医療、防災など生活に関わるような分野では、意思疎通が問題なくできるレベルまで技術は発達しているとことでした!
自分で英語などの海外の言葉を話せなくても、問題なく会話できるレベルになっているなんて全然知らなかったです!!
ネットの翻訳などは日々使う機会がありますが、音声翻訳の技術の進化を知る機会って意外とないですよね。
今回の音声翻訳コンテストも、なかなか音声翻訳が世の中に知ってもらえないという点と、色々な人にアイデアを出してもらうことでこれから更に広がりを創っていきたいという想いから始められたそうです。
特に、デジタルに親しみがある若者だからこその発想を生かして、アイデアや試作品を募集しているそうですよ!
キャンパスラボも音声翻訳コンテストに参加!
コンテストや音声翻訳技術の今について取材・発信していくとともに、ラボメンバーもコンテストへ参加し、音声翻訳で言葉が伝わる未来の社会について模索していきます!
音声翻訳コンテストでは若年層の斬新なアイデアを求められているようなので、私たちキャンパスラボメンバーも発想力豊かにして、若者ならではのアイデアを出していきたいです!
詳しくはこちら https://tagen.go.jp/
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