大学生にリサーチ!便利な翻訳機能をさらに便利に!
Sponsored by 総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構
学生の9割近くがネット翻訳を利用!!
現役の大学生100名にアンケートを実施したところ、
約9割の学生がネット翻訳を利用していることが判明!
その活用場所は、学校の課題や外国人との交流、
海外旅行、海外のメディアを読む際など、人によって様々でした。
一方で、調べたい内容と異なった意味が出てきてしまう、
若者言葉が出てこないなど、ネット翻訳で困ることもあるようです。
今回インタビューをした人の中には、
日本独特の言い回しが上手く翻訳されていなかったり、
若者言葉を翻訳してもらえなかったりしていたようです。
特に若者言葉は「やばい」という言葉には色んな意味で使っていたり、
「草」など独特の言い回しをしたりすることが多いので
自動翻訳されない言葉はありそうですよね。
翻訳についての疑問を研究者にインタビュー
日常的に使っているが、実はよく分かっていない翻訳について
詳しく話を聞きに研究者の方のもとへインタビューに行ってきました!
今回私たちのインタビューに答えてくださったのは
国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)の隅田さんです。
何故違う言葉が出てくるの??
ネット翻訳の悩みで多かったのが、誤った翻訳がされてしまうこと。
何故誤った言葉が出てきてしまうのか、隅田さんに聞いてみました。
「日本語と外国語の翻訳システムをつくろうとすると、
様々な言葉を集めなければいけない。
より多くの言葉が集まることで、翻訳がきちんとできる言葉が増え、
さらに翻訳システムの精度が高まってくる」と隅田さんはおっしゃっていました。
現在、総務省とNICTでは、より精度の高い翻訳が出来るようにするために、
様々な言葉を集めデータとして集積して活用する
「翻訳バンク」というものを運用しています。
企業や各種団体などからも翻訳データの提供をしてもらうことで、
NICTの翻訳システムの精度がどんどん上がっていくそうです!
たくさん集まって、さらに精度が上がれば
英語や外国語がしゃべれなくてもいい世界ができるかもしれないですよね!!
翻訳バンクにたくさんの言葉が集まって、
さらに翻訳システムが進化するのを期待したいと思います!!!!
自動翻訳が進むことで未来がどう変わるの??
隅田さんは、海外の言葉を学ぼうと思うと、
約2200時間必要だと教えてくださいました。
2200時間は1日1時間365日と考えると6年!!
毎日2時間したとしても3年かかりますよね。
中学、高校での英語の学習時間は約1000時間と言われており、
1200時間足りておらず、日本人の英語の学習時間は足りていないことになります。
私たち学生は大学入試のために、英語を学習している人も多いかもしれませんが…
自動翻訳が進化し、英語を学ばなくても
海外の人とコミュニケーションが取れる世界になった場合、
本当に英語を勉強する価値が
その人にどれだけあるのかということを考えたことはありますか?
その2200時間を別のことに使うことができると、
その時間を使ってさらに人生を設計できるようになります。
昔から考えると、洗濯や自動車のようにテクノロジーが発達して、
私たちが活用しているものは沢山あります。
自動翻訳もそのレベルにたどり着いてきています。
「いかに使っていくかを考え、人生をもっと自由に楽しんでほしい」
と隅田さんはおっしゃっていました。
語学を勉強するのに、2200時間も
勉強しなくてはいけないということを初めて知りましたが…
その時間を読書やスポーツ、自分磨きなど
好きなことに費やせる未来って素敵ですよね。
コミュニケーションの形が変われば、
私たちの生活も変わっていくということを知って、
これからの翻訳の未来にワクワクしました!!!
そのためにも翻訳バンクに沢山の言葉が集まることが大切ですね。
Lab Point♡
♡沢山の言葉が集まることで、
これからの私たちの未来がどんどん変わっていく!
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